コミケやイベント、舞台やライブなどのために全国各地へ遠征するオタクは多いと思います。
オタク遠征で主な交通手段は飛行機、新幹線、高速バスのいずれかになります。
中でも飛行機は早く、快適に目的地へと行くことができますが、料金が高いのが難点だと思われてはいないでしょうか?
ただでさえ交通費や宿泊費に余計にお金がかかる地方遠征組はできるだけ費用を抑えたいのが本音です。
飛行機は確かに高速バスや新幹線と比べて通常料金は高いです。しかし実はかなり安く飛行機に乗れる方法があります。
今回はその方法について紹介していきます。
オタク遠征に飛行機で安く行く方法3つ
オタク遠征で主な交通機関の一つが飛行機です。
早く、快適に目的地へと行くことができますが、飛行機は料金が高いと思われて最初から選択肢を外して避けがちではないでしょうか?
自分も安さと早朝に着く利点から高速バスをずっと愛用してきましたが、安く飛行機に乗れる方法を知ってからは飛行機も選択肢に上がるようになりました。
確かに高速バスや新幹線と比べて通常料金は高いです。しかし実はかなり安く飛行機に乗れる方法があります。
その方法はこの3つ
●早期に予約する
●LCCを利用する
●ホテルとのセットプランを探す
時間をとるか安定をとるか料金をとるか。
何を優先するかにもよって交通手段は変わってきます。
遠征の主な交通手段は飛行機のほか新幹線や高速バスになるかと思いますが、メリットデメリットは以下のようになります。
メリット | デメリット | |
高速(夜行)バス | 安い 夜行バスなら早朝~朝に着く (寝ている間に着く) | 移動(乗車)時間が長い 体に合わないときは寝られない可能性がある |
新幹線 | 道路事情や天候に左右されにくい 価格も本数も安定している 駅が多くアクセスが良い | 値段が安くなることはほとんどない |
飛行機 | 移動時間が短い(早い) LCCや早割りなら安くなる | 早割り・LCC以外だと高い 天候に左右されやすい 空港までの移動が必要 |
オタク遠征の費用をできるだけ抑える方法についてもまとめていますので参考にしてみてください。
今回は料金が高いことから避けがちな飛行機の料金を安くする方法について紹介していきます。
オタク遠征に飛行機で安く行く方法①早期予約
まず一つ目の方法、早期予約です。
早期に予約することでかなり値段を抑えることができます。
例えば2か月半前に予約するだけで70%以上お得に飛行機に乗ることもできます。
路線によっては新幹線や高速バスより安くなることもありますし、かつ移動時間は一番短いため移動で疲れることも少ないでしょう。
なぜこんなに安くなるかというと、JALやANAなどの大手では早く予約すればするほど安くなるバリューや特割制があるからです。
ANA | JAL | |
バリュー1 | 特割1 | 前日まで購入OK |
バリュー3 | 特割3 | 3日前まで購入OK |
バリュー7 | 特割7 | 7日前まで購入OK |
スーパーバリュー21 | 特割21 | 搭乗日21日前まで |
スーパーバリュー28 | 特割28 | 搭乗日28日前まで |
スーパーバリュー45 | 特割45 | 搭乗日45日前まで |
スーパーバリュー55 | スーパー先得(55日前) | 搭乗日55日前まで |
スーパーバリュー75 | ウルトラ先得(75日前) | 搭乗日75日前まで |
ANAスーパーバリューEARLY | 355日前から |
時期により値段は上下しますが、例えば3月の福岡-東京間だとANAの通常運賃(フレックス)は45,000~49,280円です。普通に高い。
これが1日前に予約するバリュー1になると、一気に1万円前後安くなります。
そして6月(約3か月先)の予約の場合の料金はこちら↓
バリュー7と355日前に予約するANAスーパーバリューEARLYは適応されていなかったので、だいたいこんな感じの値段になりました。
(繁忙期か閑散期かにもよって値段や割引率は変わってくるため表の価格は参考程度に考えてください)
新幹線は東京―博多間が22,220円ほどです。
出発地や時期にもよりますが、つまり博多から出発する場合は28日前までに予約すれば新幹線より安くすることができます。
約1か月前の予約で飛行機の運賃は通常のほぼ半額以下。
75日前まで予約が早ければ早いほどお得になり、最大で70%以上オフになります!
夏休みなどの長期休暇や年末年始など繁忙期はまた別ですが、それでも4割近くは安くなるかと思います。
飛行機の予約は早ければ早い方がいいため、予定が決まったらすぐに予約することが重要です。
とはいえ、早期予約では日程の変更ができないことやキャンセル料が高いという点に注意が必要です。
日時の決まっているイベントはともかく、ライブや舞台の場合などはチケットが取れるかどうかにもかかってくるため、日程が定まらないことも多々あります。
この場合は早期予約はリスクが高いです。
そういった場合はLCCや宿泊先とセットになったプランを利用することがおすすめです。
オタク遠征に飛行機で安く行く方法②LCCの活用
LCCとは「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の略で、日本ではLCCを「格安航空会社」と呼ぶのが一般的です。
LCCのチケット発券などはネット予約や機械で行っており、アテンダントも少ないため、発券は機械でセルフチェックインとなっています。
人件費を削減したり深夜便や早朝便を活用することで圧倒的な安さを実現しているのです。
サービスは簡素に抑え、機内食やドリンク、荷物の預かりなどのサービスを有料オプションにすることで、これらのサービスが必要ない人はその分を安くすることができます。
携帯の契約や旅行の予約などが人件費を抑えたネット予約だと安くなるのと同じようなものですね。
また乗客数を増やすために座席を多く設置しており、その分やや狭くはなりますが数時間のフライトならば特に問題はありません。
LCCの種類は、こちら(2023年3月現在)
- ピーチ・アビエーション(Peach)
- ジェットスター(Jetstar)
- 春秋航空→スプリングジャパン(SPRING JAPAN)
- スカイマーク(SKY)
- エア・ドゥ(AIR DO)
- ソラシドエア(Solaseed Air)
- スターフライヤー(STARFLYER)
また、LCCでもスターフライヤーやソラシドエア、スカイマークなど早期割引を行っているところもあるため早期予約&LCCの利用で更に安くなることもあります。
LCCの料金は各社によって運賃も手数料なども違いますが、福岡-東京間の6月の最安値はこんな感じです。(2023年3月時点)
最安値は福岡-東京間で6,150円!
手数料で割増しになりますが、それでも大手航空会社の通常運賃と比べて80%以上OFFの値段になります!
LCCはANAやJALと比べると各社によって利用できる空港や本数に限りがあるため、最寄りの空港でLCCが入っているか確認が必要です。
それでも空港への移動費用や駐車場代などを含めたLCCでの航空料金が他の交通手段で行く料金を下回るならば、選択肢として十分アリです。
しかしながらこれらのLCCを一つ一つ確認していくのは骨が折れます。
一括検索できて分かりやすいサイトはこれら↓があります。
また注意が必要なのが、預入荷物がオプションサービスで有料になることです。
そのため荷物は機内持ち込みサイズに抑えた方が安く済みます。
機内持ち込みサイズの大きさや重量などはこちらの記事でも詳しく載せているので参考にしてください。
オタク遠征に飛行機で安く行く方法③宿泊先とのセットパック
早期の飛行機予約が困難で、最寄りの空港にLCCが入っていないという場合は宿泊先とのセットパックを探してみてください。
飛行機とホテルとをそれぞれ単体の通常料金で予約するよりは安くなります。
また、セットパックを探すときはいくつかの検索サイトを使って調べてみるのがおすすめです。
別のサイトだとなかった目的地により近くてコスパの良いホテルが見つかることもありますし、同じ日程・同じ宿泊先のセットパックなのに1000円以上値段が違うということもあります。
まとめ
飛行機に安く乗る方法についてまとめていきました。
早期の予約が可能&最寄りの空港にLCCあり⇒早期予約&LCC
早期予約は難しいが最寄りにLCCあり⇒LCC予約
早期予約は困難で最寄りにLCCもない⇒宿泊先とのセットパック
これらの方法も活用しながら安く快適にオタク遠征ができるよう応援してます。
繁忙期などで飛行機料金が想定よりも高くなってしまったり、セットパックにしても安くならないとき、それでも交通費を安くしたい場合は新幹線や高速バスが候補になるかと思います。
また、飛行機全般にいえますが最終便の時間が20~21時台が多く、夜公演を見てから帰る…ということは難しいかもしれません。
飛行機は新幹線や夜行バスと違って出発時間ギリギリまで粘るということができません。
荷物の預け入れや搭乗手続きなどが必要で、 飛行機が出発する1時間前(最低でも30分前ですが自己責任で)には空港の搭乗口にいる必要があります。
出発前にはゲートが閉まって乗れなくなるため早めの行動が大事です。
自分は飛行機で失敗したことがありまして、空港行きの電車に乗り損ねて空港に着いたのは出発20分前。それで飛行機に乗れなかったことがあります…乗り換え便もなかったので追加で交通費を出す羽目になりました。
そういったことにならないよう早めの行動が大切です。
帰りの時間を遅めにしたい場合などは行きは飛行機、帰りは新幹線や夜行バスなど交通手段を変えてみるのもありです。
こちらも参考にしてみてください。
できるだけチケット代やグッズ代などオタ活費に多くお金をかけられるよう遠征費用は抑えて節約していきましょうね!
充実したオタライフを!
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