沖縄復帰50年記念として国宝の琉球宝剣が東京国立博物館と九州国立博物館に過去最大規模で開催となりました。
金装宝剣拵(号 千代金丸)は沖縄の那覇市歴史博物館に所蔵されている国宝です。
今回の展示では刀剣乱舞とコラボしており、ゲーム内では千代金丸、治金丸、北谷菜切が琉球宝剣の兄弟として実装されています。
夏の貝殻集めでは大活躍してますね。
展示期間が異なっていたため、治金丸と北谷菜切を観ることは出来ませんでしたが、千代金丸はばっちり観ることが出来ました!(そして写真も撮りました)
展示期間の違いや千代金丸の展示の様子など紹介していきたいと思います。
琉球宝剣(千代金丸、治金丸、北谷菜切)の展示について
沖縄が返還され復帰50年を記念した「琉球展」は東京と九州の二か所で開催される予定です。
場所は東京国立博物館と九州国立博物館!
琉球王国の歴史に纏わる品々や、琉球での生活や琉球王家のことなどが伺える品が多く展示されており、それらを観るのも楽しいです。
好きな刀を観ることが出来て、かつての人々の生活とそれらを観てきた刀剣たちに想いを馳せることも出来る楽しい体験でした。
琉球宝剣の展示期間は前期と後期でそれぞれ異なっているため、観に行かれる方はどの刀剣がいつの展示か十分確認してくださいね。
《東京会場》
会期:2022年5月3日(火・祝)~6月26日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(東京・上野)
展示期間は三振りとも異なっていて、国宝“黒漆脇差拵(号 治金丸)”と国宝“青貝微塵塗腰刀拵(号 北谷菜切)”は5月3日(火)~5月29日(日)の前期。
国宝“金装宝剣拵(号 千代金丸)”は5月31日(火)~6月26日(日)までの後期の展示となっています。
《九州会場》
会期:2022年7月16日(土)~9月4日(日)
会場:九州国立博物館(福岡県太宰府市)
会期中の展示替えを予定されているため、東京と同じように前期後期で琉球宝剣の展示が替わるのだと思われます。
いつ頃に切り替わるかの告知はまだされていませんが、休館日を挟んだ8月8日(月)か8月16日(火)頃に切り替わるのではないかと思います。8月15日は本来なら休館日の月曜ですが、祝日の場合は翌日に振り替えられるので。
特別展開催期間中の金曜・土曜は【夜間開館】も行われており、9時30分〜20時00分(入館は19時30分まで)まで観ることが出来ます。
東京国立博物館 | 九州国立博物館 | |
特別展入館料 | 一般:2,100円 大学生:1,300円 高校生:900円 中学生以下無料 | 一般:1,900円(1,700円) 高大生:1,200円(1,000円) 小中生:800円(600円) (前売り料金) |
前期展示 | 治金丸 北谷菜切 (5/3~5/29) | 治金丸 北谷菜切? (7/16~8/15?) |
後期展示 | 千代金丸 (5/31~6/26) | 千代金丸? (8/17?~9/4) |
東京国立博物館も九州国立博物館も特別展のチケットで常設展の方を観ることもできます。
時間があるなら良いと思いますが、普通に観るだけで2~4時間はかかるとみた方が良いです。
特別展示のみであるなら、90分ほどで見て回ることが出来ます。
混雑回避のため90分以内で、とのアナウンスがありますがゆっくり目でも90分以内で回ることが出来ました。
東京国立博物館の千代金丸展示
特別展では音声ガイドもあり、ナレーターは女優の仲間由紀恵さん。
刀剣乱舞にもちょっとだけ言及してくれるのでニヨっとしました。
1台600円なのでパンプレットに載ってない詳しい内容を知りたいならおすすめです。
九州国立博物館でも同様の音声ナレーターでしたので、内容も同じだと思われます。
東京国立博物館では千代金丸の展示があるフロアのみ、写真撮影OKでした!
千代金丸の展示ケースの周囲には常に5,6人以上がスマホを構えてますがきちんと観ることが出来ましたし、十分写真を撮ることも出来ました。
柄頭には花の図柄と一緒に琉球王の名である「大世」の2文字が彫られています。
鞘は金板で覆われていますが、これは沖縄独特の技法で作られているそうです。
刀剣乱舞とのコラボ内容
東京国立博物館の会場内の休憩所には通常立ち絵のパネルと書き下ろしイラストが展示されていました。
そして刀剣乱舞コラボのグッズは同じ書き下ろしイラストのクリアファイルや刀剣が描かれたブックマーカー、イメージカラーのノートや紋の入ったキャンディ缶などです。
これらは恐らく東京会場も九州会場も変わりはないと思われます。
オリジナルグッズラインアップ
- 描き下ろしイラストA4クリアファイル 価格:660円[税込]
- メタルブックマーカー(全3種)価格:各1100円[税込]
- A5サイズノート(全3種)価格:各770円[税込]
- マグネット付きキャンディ缶(全3種)価格:各1100円[税込]
千代金丸の今後の展示予定
2022年7月16日より九州国立博物館で琉球宝剣の展示が開始されます。
そして、それに伴って関連イベントも多数開催の予定ですので、興味のある方は如何でしょうか?
刀剣乱舞関連でしたら、おっきいこんのすけの撮影会があります。
九州国立博物館での琉球宝剣の展示
関連イベント
事前申込不要・聴講無料
【①記念講演会】
日時 :令和4年7月16日(土)13時30分~14時30分
会場 :九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員 :140名
講師 :田名真之氏(本展監修者、沖縄県立博物館・美術館 館長)
【②講演会】
日時 :令和4年8月7日(日)13時30分~15時00分
会場 :九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員 :140名
講師 :上江洲安亨氏((一財)沖縄美ら島財団)
原田あゆみ氏(東京国立博物館)
【③講座】九博研究員によるリレー講座
日時 :①令和4年8月13日(土)13時00分~15時00分
②令和4年8月20日(土)13時00分~15時00分
会場 :九州国立博物館1階ミュージアムホール
定員 :140名
「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボ企画
特別展「琉球」✕『刀剣乱舞-ONLINE-』おっきい こんのすけ撮影会
特別展「琉球」✕『刀剣乱舞-ONLINE-』コラボを記念し、九州国立博物館で「おっきい こんのすけ」撮影会を実施予定となってます。
NHK沖縄放送局マスコットキャラクター「さぁたぁちゃん」も一緒に登場。
さぁたぁちゃんはサーターアンダギーのゆるキャラみたいですね。
日時 :
①令和4年7月30日(土)10時00分~
②令和4年7月30日(土)13時00分~
③令和4年7月30日(土)15時00分~
会場 :九州国立博物館1階ミュージアムホール
出演 :
『刀剣乱舞-ONLINE-』宣伝隊長「おっきい こんのすけ」
NHK沖縄放送局マスコットキャラクター「さぁたぁちゃん」
参加方法 :
各回先着50組(1組4人まで)の方に、「おっきい こんのすけ」、「さぁたぁちゃん」と一緒に写真が撮れる撮影会の整理券を配布。参加は無料ですが、特別展「琉球」の観覧チケットもしくはQRコード(観覧後の半券でも可)を、ミュージアムホールの入口でご提示ください。1組あたりの人数は小学生まではカウントしません。
<整理券配布場所>
*整理券は各回45分前から、下記の場所にて配布します。早朝からのお並びはご遠慮ください。
①の回:九州国立博物館1階・入り口前。
②③の回:九州国立博物館1階・ミュージアムホール前。
整理券を持ってない方も「おっきい こんのすけ」を撮影できる時間を設けてもらえるようです。
また、撮影会に参加した人に「おっきい こんのすけ」名刺を配布の予定だとか。
「おっきいこんのすけ」の名刺??
お問い合わせ :
特別展「琉球」広報事務局(読売広告西部)
電話:092-741-9801(平日9時~午後6時)
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