刀剣乱舞で新キャラとして2022.4.26に実装された「稲葉江」に、実際に会いに行ってみませんか?
稲葉江は稲葉重通や徳川家康、結城秀康が所有していた刀剣で、国宝に指定されています。
現在は山口県岩国市にある柏原美術館に所蔵されており、刀身公開展示は今年は2022.4.28~5.29まで開催中!
実装時期と公開時期がほぼ揃うなんてそうそうない機会です。
お近くの方やGWを利用して見に来られる方の参考になればと思います。
稲葉江とは
稲葉江は南北朝時代に刀工の郷義弘によって作られたとされる日本刀で、日本の国宝に指定されています。
現在は山口県岩国市にある公益財団法人 柏原美術館が所蔵していて、期間限定で展示を行っています。
柏原美術館は前は岩国美術館という名前で、今までにも何回か訪れたことがあります。
が、まさか国宝を所持しているとは思いませんでした。
展示期間今まで全部スルーしてきたんだなと膝を折ったところです。
種別 | 国宝 |
名称 | 刀 金象嵌銘天正十三十二月日江本阿彌磨上之花押 所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江) |
刀工 | 郷義弘 |
基本情報 | 全長89.4 cm 刃長70.9 cm 反り2.0 cm 先幅1.9 cm 元幅2.9 cm |
所蔵 | 柏原美術館(山口県岩国市) |
稲葉江の名前の由来
稲葉江の名前の由来は、戦国時代の美濃の大名・斎藤道三に仕えた稲葉良通の子である稲葉重通が所持していたことから名付けられました。
稲葉重通は織田信長の馬廻を務めていました。
馬を引く係は下っ端がやることかと思いきや、大将の護衛や伝令役を務めたり、戦のない平時でも大名の護衛や事務のように取り次ぎなど側近のような役目も果たす、いわゆる親衛隊のようなエリートだったようです。
大名家によってそれぞれ呼び名があるそうですが、織田信長の馬廻衆は信長が武家の次男や三男から抜擢して訓練したという精鋭部隊!
すみません、正直、そんなエリートとは思ってなかったです…。
稲葉重通は本能寺の変の後は豊臣秀吉の馬廻として務めたそうですから、かなり優秀な有力武士だったのでしょうね。
徳川家光の乳母だった春日局の叔父で、養父でもあったようです。
また、稲葉江の名称は「金象嵌銘天正十三十二月日江本阿彌磨上之花押 所持稲葉勘右衛門尉」というめちゃくちゃ長い(しかも漢字のみ)のですが、噛み砕いていくと次のようになります。
天正13年(1585)12月に、刀剣の鑑定・研磨を行う本阿弥(本阿彌)さんへ依頼して磨上(長大な太刀の茎を切り縮めて刀身全体を短く仕立て直すこと)を行い、金象嵌銘(日本刀の茎に金をはめ込んで、その日本刀にまつわる物事や人物を記したもの)を入れた、ということになります。
稲葉江は元々は太刀サイズでしたが、この時に打刀に磨り上げられた訳です。
刀自身に「こういうことがあった」という事実を刻み込むのは、確かに後々まで証拠として残る良い方法だなぁと思いました。
稲葉江も持ち主が亡くなって所在不明となってしまい、後々になって個人蔵となったことが判明した訳ですが、恐らくは稲葉江に纏わる書物に書き残していたとしても所有者に伝わるか分かりませんし、本物かどうかの判定はかなり困難だったんじゃないでしょうか。
特に紙だと焼けたりもしますし、金属の刀に直接彫り込むのは理にかなってると思います。
日本刀は本来武器なので後々まで残る美術品要素を想定してないとは思うのですが、真贋の分からないものや本物だと思われず粗末に扱われたり、偽物だと思われて壊されてしまった事例を見ると残念でなりません。
刀工・郷義弘について
南北朝時代の刀工・郷義弘は相州正宗の流れを汲む正宗十哲の一人とされていて、越中国新川郡松倉郷(富山県)に住んでいたから「郷」、また、義弘の本名が大江なので一字をとって「江」とされたといわれています。
正宗十哲といえば、亀甲貞宗などを作った正宗の養子の貞宗、江雪左文字や宗三左文字を作った左安吉やへし切長谷部の刀工・長谷部国重、最年少の長義などが代表的だと思います。
エグいほどに国宝や重要文化財のオンパレードですね。
相州伝は鎌倉武士の質実剛健な気風に沿うよう力強い作刀が多く作られたそうですが、納得のラインナップです。なんだかんだ、力こそパワーというか。
ただ、義弘の銘が入っている刀は皆無で、鑑定を家業としている本阿弥家が極めた(鑑定した)ものか伝承で義弘の作だと伝えられているもの以外で義弘の刀を見ることはほとんどないそうです。
「郷とお化けはみたことがない」なんて言われるほどなのでよっぽどのことなんでしょうね。
郷義弘の作だと分からないまま闇に葬られた刀剣が多数あるのだと思うと、ああ~!!頼むから銘を入れてくれ!彫ってくれ!!と願わずにいられないです。
漢字一字でいいから切ってくれ。もしくは本阿弥さん、全刀剣を極めてくれ。
こんな時には後世に残してくれた目利きの刀剣収集家に感謝を捧げたくなりますね。
もっと公開展示増やしてくれて良いのよ?
また、郷義弘は山城国(京都府)の「粟田口吉光」や相模国(神奈川県)「正宗」と並んで、江戸時代に8代将軍徳川吉宗が本阿弥光忠に編纂させた「享保名物帳」に「名物三作」として記載されるほど有名で、豊臣秀吉が愛したことから「天下三作」とも呼ばれます。
めちゃくちゃ有名どころしかない名前が続きますね…。
江のことをあまり知らなかった自分が少数派なんじゃないかと思えてきました。
稲葉江の来歴・歴代の持ち主
郷義弘に打たれた刀は、稲葉重通の所持となり稲葉江と呼ばれて、徳川家康、結城秀康へと渡っていきます。
稲葉重通
- 織田信長・豊臣秀吉の馬廻を務めていた稲葉重通が所持
- 天正13年(1585)に本阿弥光徳に依頼して摩上げ、金象嵌が入る
残っている押型には、茎先に目釘孔があったものの現在はそれが見当たらないため、七分ほど詰めた(太刀から打刀サイズまで短くした)と考えられます。
昔は馬に乗って戦う騎馬戦なので長い太刀が好まれたそうですが、1対1で斬り合う白兵戦が増えてくると扱いやすく短く磨り上げられたそうです。
つまりそれだけ実際に戦いで使われた実戦刀という訳ですね。
鎌倉武士の刀への要望が「折れない曲がらない」だったそうなので、前線で戦い続けられるのは刀の本懐なんじゃないでしょうか。
徳川家康
- 文禄年間に家康が五百貫(金25枚ともいう)で買い取り
- 慶長5年(1600)関ケ原の戦いで、石田三成に呼応して越後の上杉景勝が挙兵した際に対上杉の押さえとして家康の次男である結城秀康を宇都宮に残そうとするも秀康は抗弁し西上軍の先手を希望。家康は秘蔵の具足や軍配とこの「稲葉郷」を秀康に託し、説得
ぶっちゃけると前線で戦いたがった息子へのご機嫌取りのプレゼント。
戦の最中で名刀をやり取りするというスケールが凄いですが。
命令で強制するのではなく、プレゼントを渡して説得した、というあたりが家康らしいなと感じますね。
結城秀康
- 秀康は見事上杉家を封じ込めて関ヶ原勝利の要因を作り、関ケ原の戦い後、松平姓となった。「稲葉江」は以後、松平家に伝えられていく
「松平」というのは、実は「徳川家康」に改名する以前の元の姓になります。
秀康は家康の次男として生まれましたが、幼い頃から養子という名の人質として豊臣秀吉の養子に、秀吉に後継ぎが生まれると、今度は結城晴朝の養子に出されるという波乱万丈な幼少期を過ごした人です。
それが紆余曲折を経て、家康の元の姓である「松平」を名乗ることを許されたと思うとなんだか感慨深いものがあります。
やり取りした手紙などからは、仲が悪いという感じではなく武将としての器量も認められた関係ではあったようですね。
養子に出される際には「童子切」を餞別に渡されたそうです。
国宝がポンポンやり取りされてるのビビるんですが。いや当時は国宝ではなかったんですけども。
この場合、家康の目利きの腕を称賛するべきでしょうかね。
武勇抜群、剛毅で体躯も良かったと言われ、武将としての器量は一流で周囲からも認められていたためか、名剣名刀を贈られる率も高い気がしますね。
豊臣秀吉の養子だった頃、石田三成とは仲が良かったようで、三成を佐和山の居城へ送り届けた時にお礼として「石田正宗」を贈られたり、養父である結城晴朝からは三名槍の一つ「御手杵」を贈られたりしてますし。
……当時の結城秀康の宝物蔵を見てみたいです、本気で。
中島喜代一(近代以降)
- 結城秀康(松平秀康)の孫である光長の養子:宣富から始まる津山松平家に伝来
- 昭和20年(1945)津山松平家から中島飛行機(現在のSUBARU)の2代目社長である中島喜代一へと所有が移る
- 昭和26年(1951)6月9日に国宝に指定(同日の国宝指定に三日月宗近、亀甲貞宗)
- 平成12年(2000)時点では、東京都の個人蔵
中島喜代一氏は稲葉江の他、三日月宗近や亀甲貞宗、村雨江なども所有した凄い人です。
1945といえば大戦終戦の頃。GHQにより日本刀が武器として没収されていく中で、美術品としてみなし保護しようという動きが始まっていきます。
多くが失われてしまった悲しみもありますが、残そうと努力してくれた先人たちに感謝しないといけないですね。
一時、所在不明を経て岩国の柏原美術館へ
- 平成27年(2015)1月21日に文化庁による調査で元所有者が死亡後、所在不明と判明し、発表される
- 翌年平成28年(2016)5月に、稲葉江を購入した個人が所在不明文化財の報道を見て同庁に連絡し、所在が判明したと公表
- 平成31年(2019)3月にカシワバラ・コーポレーション(山口県岩国市、プラント塗装業)が東京の個人から稲葉江を購入。岩国美術館(後に柏原美術館と改称)の館長も務める柏原伸二によって同美術館に寄贈
文化庁の調査と発表がなかったら、稲葉江はそのままどこにあるか知られないまま行方不明になっていた可能性があると思うと怖いですね…。
届け出してくれた個人購入の方にも感謝です。
そして、稲葉江が現存している岩国の柏原美術館。
正直いうと、国宝って売買できるんだ!?というのが最初の感想でした。
そういえば知ってる国宝はだいたい天皇御物か美術館寄贈のものばかりでした…。
そうか…考えてみれば美術館に寄贈前はどれでも個人蔵ですよね。
ちなみに、この柏原美術館は”柏原コレクション”を公開する私設美術館です。
稲葉江の刀剣乱舞でのキャラ設定
人気ゲーム:刀剣乱舞に2022年4月26日に実装された「稲葉江」の公式紹介。
打刀「稲葉江」紹介
越中国の刀工、郷義弘作の打刀。
名は、織田信長に馬廻として仕えた稲葉重通が所持したことにちなむ。
後に徳川家康、結城秀康へと渡るが、主が天下に届く瞬間に居合わせることはなかった。
そして己が手を伸ばす。
そういえば、最初の持ち主の稲葉重通自身も織田信長(本能寺の変で没)、豊臣秀吉(徳川家康に天下を奪われる)という天下に手が届くものの天下を取れなかった主君に仕えていますね…。
そして稲葉江自身も秀吉から家康へ買い取られ、関ケ原の戦いで家康から結城秀康へ手渡され…という持ち主が天下を取る瞬間に居合わせることが出来なかった刀剣というのもその通りで。
この共通性はエモいです。
キャラクターボイス(以下:CV)は「A3!」の兵頭十座や「アイドルマスターシンデレラガールズ」のプロデューサー、「アナと雪の女王」のオラフ、「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」でククルス・ドアンなど数々の人気キャラクターを演じ、低音ボイスが魅力的な武内駿輔さんが担当します。
稲葉江はプロデューサー枠?
江派といえば、審神者の共通認識はアイドルグループ!
何故かといわれても恐らく審神者も理解しきれてないですが、ともかく、江派はアイドルです。
そして稲葉江のCVはアイドル育成ゲーム(通称アイマス)でプロデューサーを務めた声優さん…ついにアイドルグループにプロデューサーがきた!?と話題の彼。
100人乗っても大丈夫?イナバと稲葉
また、今回で「刀剣乱舞」のに実装された刀剣男士が100振り目になります。
Twitterなどでは、一部ビジュアル発表時に江派だという有識者と共に、「100人乗っても大丈夫」のCMでお馴染み、「イナバ物置」とかけて、「100振り目は稲葉江」なのでは?なんて噂もありました。
まさかの大当たり!
あの羽根飾りは家康モチーフ!?
右手の手甲にコウモリと鳥の羽根?らしき飾りがついてます。
徳川家康の飾り兜はシダの葉がモチーフの前立て飾り「歯朶具足」が有名ですが、実は中央にはコウモリの顔が!
蝙蝠は闇(夜)を自由に飛び回ります。
そのため闇を喰らう = 魔を除けるとされ、縁起物として掲げられました。
片方が家康モチーフなら羽も所有者モチーフだろ!?と探しましたが見つからず…。
情報求!
稲葉江の展示場・柏原美術館について
稲葉江が展示されている柏原美術館は山口県岩国市にある刀剣や甲冑、屏風などの古美術・陶芸品を中心とした私設美術館です。
重要文化財や県・市の指定文化財などを含め約6000点という個人所有とは思えない量を所蔵されています。
岩国城ロープウェイ乗り場のすぐ近くにあります。
自分が観光で回る時は、錦帯橋近くの駐車場に車を停め。
歴史的な名橋として名高い錦帯橋を渡って。
ソフトクリーム専門店・食事処 むさしで190種類以上あるソフトクリームから好きな味をチョイス!
ロープウェイ駐車場の桜や梅の木を眺めたり、四季折々違う吉香公園の風景を楽しみ。
吉香神社に参拝するもヨシ、ロープウェイで岩国市を一望できる岩国城へ向かってもヨシ。
岩国は白蛇信仰があり、シロヘビの展示が見られるシロヘビの館(入館200円)があります。
シロヘビの館で珍しい白蛇を見て金運向上を祈り、真向かいにある岩国美術館(柏原美術館)を巡って〆!という感じで回ってます。
今はツツジが盛りですが、5月ごろになると吉香公園は菖蒲が綺麗ですよ。
自分は知らなかったのですが、柏原美術館はミシュランガイド観光部門で1つ星を貰っているそうです。
確かに刀剣や甲冑、屏風や掛け軸などの展示はかなり豊富でした。
一階:特別展示
一階はビデオを見る場所やお土産物売り場。そして小スペースに特別展示が並びます。
グッズ売り場の日本刀守り。最近増えていて嬉しい限りなんですが、正直全振り集めようとするとお金が足りぬ…。
稲葉江のグッズがペーパーナイフくらいしかなかったので、もっと買いやすい持ち運びやすいキーホルダーとか増えてほしいなと思いました。
そして買ったのがこちら。初期刀と愛刀です。
薬研の小ささがいっそ愛おしい。
このラインナップの中にいつか稲葉江が入るのを切に願ってます!
以前、自分が行った時がたまたまだったのか、刀鍛冶が作った包丁や小刀も売っていて、鍛冶師が銘を入れてくれるサービスをやってました。
正直、小刀買おうかと思い立ちましたよね…。○万する値札を見て着席しましたが。
代わりに金属プレートに「審神者名」と簡単な絵なら入れられるとのことで☽(月)を入れてもらいました。
銘を入れるってめっちゃくちゃテンション上がりますね。
実際に真剣を持って、重さを体験するコーナーもありました。
刀ってこんなに重いんだ!?と衝撃を受けましたね。
打刀サイズだったんですが、うちの初期刀 加州清光もあの細さでこの重さ軽々振り回してんだなぁとしみじみ。
そして一階のスペースに国宝「稲葉江」が展示されています。刀剣乱舞キャラの写真もちっさく貼られてますが、The 国宝!みたいな感じでもっと目玉として大々的にしても良いんじゃないかなと思いました。
元が太刀のためか、意外に幅広でずっしりした印象。
稲葉江の写真撮影は不可ですが、それ以外は撮影OKの許可を貰えたのでめちゃくちゃ写真撮りました。
紹介してくださいとのことなので、皆さんもどんどん写真を撮って観客動員にご協力くださいな。
一階は茶碗や皿、絵画、鍔などが並んでいます。錦帯橋を描いた葛飾北斎の浮世絵もあり!
二階:生死の文化~刀や甲冑・火縄銃などの武具
二階には甲冑や槍、刀、馬の鞍など色々な武具を見ることができます。
源清磨の短刀や刀、織田信長の甲冑などなど豊富。
カニのはさみの飾り兜などは正直二度見しました。
蟹は横歩きなので後ろに下がらないし背中を見せない(=退却しない)という象徴なのかな~と思います。
柏原美術館には無いですが、「後ろに下がらない」という意思表示の毛虫の前立てもあるようですし。
ウサギの耳や二枚貝モチーフの兜などもあり。自己主張が強い。
火縄銃や石火矢、弾込めようの道具や火薬入れなど充実してます。
個人的には3m近い長さの狭間筒に驚きました。実際に使用できるの??
三階:生活の文化~絵画や箪笥、双六盤など
三階は掛け軸や屏風などの絵画、蒔絵が描かれた箪笥やお盆など生活に根差した美術品を見ることができます。
横山大観は絵画に疎い自分でも知ってます。個人で持てるもんなんですね。
蒔絵で描かれた貝合わせ。
同じ絵柄を合わせる遊びですが、金や漆が綺麗に残っているんだなぁと。貝のサイズは意外と小さくてアサリくらいで可愛いです。
江戸時代の双六盤。
蒔絵が豪華ですが、江戸時代から双六遊びはあったんですね。
白黒の駒とサイコロが並べてありますが、これはマス目の端から端がゴール、なんでしょうか?
また、柏原美術館は特別コラボ展示を時々開催しています。
「エヴァンゲリオンと日本刀展」や「薄桜鬼刀剣録」や「二次元vs日本刀展」などの特設展も時々開いてくれる地方のオタクには非常にありがたい美術館です。
エヴァンゲリオンと日本刀の展示って何!?と思って自分も行きましたが、エヴァモチーフの刀や槍をガチの刀鍛冶の方が作って展示されてました。
制作過程のビデオが流れていたり、展示のジオラマも凝っていて感動。
すぐ近くにある吉川資料館
柏原美術館から歩いて5分の場所に、吉川資料館があります。
幕末を駆ける❗幕末の岩国藩主・吉川経幹展(2022/3/25~2022/6/26)を開催中!
政府のクダ屋では??管狐ってことでは??と噂されてる国宝「狐ヶ埼青江」が所蔵されています。
柏原美術館で100円引きの券が貰えるのでこちら柏原美術館に寄ってから行くのが良いと思います。
開館時間: | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
入館料 | 大人: 個人500円 団体400円(※団体料金は15名以上) 小・中学生: 個人200円 団体100円 高・大学生: 個人300円 団体200円 |
基本情報・アクセス
所在地 | 〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目10−27 |
電話 | 0827-41-0506 |
開館時間 | 9:00〜17:00 ※12月から2月は16時閉館 ※特定⽇を除き無休 |
入館料 | 大人:800円 中高生:500円 子ども:300円 |
駐車場 | 柏原美術館前に無料駐車場あり 錦帯橋の無料駐車場あり(繁忙期有料) |
webサイト | 柏原美術館 (kashiwabara-museum.jp) |
アクセス | 【バス】 JR新岩国駅から13分(350円) JR岩国駅から15分(300円) 【車】 山陽自動車道 岩国インターチェンジから8分 |
備考 | 5/10より毎週火曜休館日 |
山口は田舎の割に新幹線が停まる駅が5つあるので移動にはまあ便利です。新岩国駅も新幹線が停まる駅の一つになります。
岩国駅や新岩国駅から錦帯橋まで、いわくにバスが出ています。
ただ、バスの本数は1時間に1~2本なので都会の観光地基準で考えるとえらい目に遭います。
時間は十分確認してくださいね。
錦帯橋など観光していくなら錦帯橋下の駐車場は台数が多くおススメです。
柏原美術館だけが目的!というなら柏原美術館前のロープウェイ駐車場が目の前なので行きやすいです。
ただ、台数が少ないので連休中などは混雑する場合が多いため注意が必要。
今回は刀剣乱舞に実装されてから初めての公開展示でもあるので、どれだけ混むかは不明なところがあります。
田舎だしな~…、でも審神者の機動って稀にヤバいしな~…。というなんとも悩ましい状況。
実際に行ってみた結果。
錦帯橋観光や吉香公園など散策する人も多く、ロープウエイ前駐車場は平日でも車はかなりいっぱいでした。
自分が平日の昼過ぎに行った時は、1台だけ空いていた駐車場に滑り込んだくらいです。
観光シーズンはたぶん、かなり混雑すると思います。
開館時すぐに行くか、もしくは最短距離の無料駐車場は諦めて錦帯橋の駐車場から散策しながら行かれることをお勧めします。
駐車場
錦帯橋の近くにあるため、錦帯橋の駐車場に停めるのが一番分かりやすいと思います。
錦帯橋 下河原
- 台数:約300台(バス等駐車可)
- 料金:多客時昼間は有料 乗用車300円/バス1000円
- 備考:河原のため河川増水時は閉鎖の場合があり
夜間早朝は出入り自由 - 花火大会の日は料金変更あり(乗用車:1000円)
錦帯橋 上河原
- 台数:約130台(乗用車のみ)
- 料金:基本無料、多客期(3月~5月と9月~11月の土・日曜、祝日)は有料 乗用車300円/バス1000円
- 備考:夜間早朝は出入り自由
ロープウェイ乗り場前駐車場
- 台数:58台
- 料金:基本無料
- 備考:駐車台数が少ないので観光シーズンは停めにくいかもしれません
銅像を目印に、坂道下に下がる通路に進み、吉香公園を突っ切って
左に曲がった先にロープウェイ駐車場があります
稲葉江 展示のまとめ
なかなか見ることのできない国宝「稲葉江」の期間限定展示を堪能することが出来ました。
2019年に寄贈され、2020年以降はたぶん、情勢的にかつ個人の事情的に遠出を自粛してたので、特別公開等の情報は本気で調べたり告知を見たりを完全にシャットアウトしてたんだろうなぁと少しばかり残念な気持ちに。
ですが、刀剣乱舞に実装されて今後は知名度も上がってくるのでは!?と期待しちゃってます。
稲葉江は太刀から打刀に磨上げられただけあって、元の体格の良さというか、がっしりした感じが印象的でした。
なるほど、鎌倉武士愛用の相州伝とはこういう感じか…という知見を得ましたね。
- しかしながら、「国宝」の扱いがちっさすぎないか!?
- 美術館前に「稲葉江公開中」ってのぼり二つだけ!?
- もっとアピールしてこうぜ!美術館の壁面にでっかく広告出そう!
- 今後はニトロプラスともコラボしてグッズも増やしてほしい!
という感想もあります。(すみません)
恐らくは実装したばかり、かつ公開初期、ということもあるのでしょう。
まだ手探りな感じも否めないと思います。
今年になって初めて刀剣乱舞とコラボした土方歳三資料館(4/3(日)~5/15(日))という例もありますし、コラボは可能性が高いと信じてます。
今後は今よりもっと多くの人に愛されて、何度も通ってもらえるようになっていくのではないでしょうか。
国宝「稲葉江」の展示は、2022.4.28~5.29の期間限定になります。
この機会に、岩国へ稲葉江に会いに行くのは如何でしょうか?
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