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復元 薬研藤四郎と和泉守兼定が本能寺で期間限定公開展示中!【刀剣乱舞の聖地巡礼】

刀剣巡り

復元された薬研藤四郎が本能寺で公開展示中。しかも9/30から12/25まで和泉守兼定も特別展示されるとのことです。

令和4年10月現在、復元された薬研藤四郎は2振り存在します。

織田信長を御祭神として祀る建勲神社に信長公の家臣有縁の方より藤安将平作の”薬研藤四郎”が奉納されています。

そして本能寺には河内一平作の”薬研藤四郎”が文化庁の補助を受けて作刀され、所蔵されています。

今回は本能寺で公開中の復元刀”薬研藤四郎”についてまとめていきます。

復元された薬研藤四郎と、和泉守兼定を見に行こうか考えている方の参考になればと思います。

薬研藤四郎と本能寺

本能寺で公開されている薬研藤四郎は復元刀とのことですが、写しとはどう違うのか?という点が自分でも疑問に思ったためこちらでまとめてみました。

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薬研藤四郎の来歴

薬研藤四郎は別名・薬研通吉光やげんどおしよしみつとも呼ばれ、粟田口吉光作の短刀です。

室町幕府管領・畠山政長が自害しようとした際、なかなか腹に刺さらないこの刀を苛立ちに任せて投げるとそばにあった薬研を見事に貫いたという逸話が薬研通の由来です。

その後は足利将軍家に伝来するも後に松永久秀に奪われ、織田信長へと献上されます。
そしてその織田信長も本能寺で家臣である明智光秀の裏切りに遭い、自刃。
薬研藤四郎は持ち主である織田信長が自刃した際に本能寺で共に焼失したとされています。

そんな本能寺で復元された薬研藤四郎が展示されるというのは感慨深いものがありますね。

薬研藤四郎と和泉守兼定の展示について

復元された薬研藤四郎の公開展示とともに、9/30からは和泉守兼定も共に特別展示されることになりました。

和泉守兼定といえば新選組の副長:土方歳三の愛刀として有名ですが、今回展示される刀は土方歳三が所持していた刀ではないようです。

しかしながら之定作の名刀に違いなく、土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎氏原作の映画「燃えよ剣」にて使用された刀でもあり、ある意味で新選組に所以のある刀といえるかもしれませんね。

同館には三足の蛙の香炉やお茶好きな信長公が所持していた建盞天目茶碗けんさんてんもくちゃわん、森蘭丸が所持していた無銘の刀や陣太刀なども展示されています。

文化庁の補助を受け河内一平作が作刀した”薬研藤四郎”は柄や鍔の無い刀身が薄型のアクリルケースに入れられデスクに置かれています。
椅子に座ってケースに入った薬研藤四郎を手で持ってデスクライトで照らしながら鑑賞できます。

普段、刀掛けに掛けられた状態だと見れない裏側まで、360度全方位からじっくり眺めることができました。

平日に行ったからかほとんど並んでおらず、時間制限もなかったためゆっくりと見ることが出来て良かったです。

ドキドキしながらいざ持ち上げてみると…重っ…!
え?これアクリルケースでなくクリスタルか何かだった??
短刀ってこんな重いの!?という衝撃。

離れた仕切り越しでなく、ケース越しとはいえほぼその手に持って刀剣を鑑賞することのできる貴重な経験をさせていただきました。

ちなみにですが、土方歳三が所持していた和泉守兼定の展示は土方歳三の生家である土方歳三資料館(歳三の生家 土方歳三資料館|東京都日野市 (hijikata-toshizo.jp))で生家に伝わる直筆の書簡や池田屋事件の際にに使用した鎖帷子、句集などの遺品や資料と共に展示されています。

残念なことに今年の11月以降は長期休館となり今後の方針は検討予定とのことです。

今年の開館予定は

1)10月16日(日) 12〜16時【予約不要・最終受付15時30分】

2)11月05日(土) 10〜16時【予約不要・最終受付15時】
3)11月06日(日) 10〜16時【予約不要・最終受付15時】
5・6日は2日間限定でヒジカタ君ショップが開店します!
(ご入館の方に見学後にご利用いただけます。敷地内のためお買い物のみの利用はできかねますことをご理解ください)

4)11月12日(土) 10〜16時【予約不要・最終受付15時】
5)11月13日(日) 10〜16時【予約不要・最終受付15時・一般公開最終日】

そして11月以降は運営者によると長期休館して今後の方針を検討される予定だそうです。

土方歳三資料館は血縁の方が個人運営をされてきたのですが、個人で対応することが困難になってきたからともいわれています。

刀剣乱舞が始まってから訪問客も激増してそうですし、ゴールデンカムイでも超イケメンの土方さん出ましたしね…。

今後どうなるかは分かりませんが訪問される方は貴重な機会をぜひ楽しんでいただけたらと思います。

本能寺の拝観情報

【所在地】
〒604-8091 京都府京都市中京区寺町通御池通下ル下本能寺前町522

【拝観時間】

  • 境内|6:00-17:00
  • 本能寺寺務所|9:00-17:00※入館は16:30まで
  • 大寶殿宝物館|9:00-17:00※入館は16:30まで
    休館日|年末年始・展示替え日

【拝観料】

  • 境内|無料
  • 大寶殿宝物館|
    • 一般:500円
    • 中・高校生:300円
    • 小学生:250円
    • 修学旅行生・身障者:200円
      ※30名以上は団体割引あり
      ※大寶殿特別展開催期間中は料金が異なります。

【お問い合わせ】TEL:075-231-5355

【公式サイト】https://www.kyoto-honnouji.jp/

本能寺へのアクセス

【電車】京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車すぐ

【バス】京都駅前バスターミナル A3乗り場205系統乗車─「河原町三条」バス停下車すぐ

【駐車場】

  • 料金|30分200円
  • 駐車台数|20台
    ※高さ2.7m以下マイクロバスまたは2tトラックまでの駐車は可能です。
    ※大型中型バスの駐車はできません。

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まとめ

復元された薬研藤四郎、そして之定作の和泉守兼定の特別展示はR4年、9/30~12/25までの公開となっています。

アクリルケースごしとはいえその手に刀剣をもって鑑賞できる貴重な機会だと思われるため、興味のある方はぜひ楽しんでください!

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