ついに公開された映画 刀剣乱舞 黎明。前作から4年を経ての第二弾です!
今回は映画本編の感想レポとは別に、初日の午後の舞台挨拶についてまとめてみました。
総勢10名の刀剣男士の中の人+監督のトークがあまりに面白くてできるだけ書き起こしたものになります。
午前の部はYoutubeに公式からノーカット版が上がっているのでそちらも楽しんで見てください。
映画 刀剣乱舞 黎明のあらすじやキャスト
西暦995年 京都。
藤原道長(柄本明)が栄華を極めた平安期の都。道長と安倍晴明(竹財輝之助)の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光(津田寛治)たちは、見たこともない敵の軍勢に道を阻まれる。
その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍”。
だが、異形の力に圧倒される頼光らを救ったのは、歴史を守るべく戦う“刀剣男士”たちだった。
三日月宗近(鈴木拡樹)率いる部隊は次々と敵を斬り伏せ、頼光らに歴史通りの「鬼退治」を果たすよう促す。
しかし、先へ向かった山姥切国広(荒牧慶彦)を追い鬼の根城へとたどり着いた三日月宗近が目にしたものは、酒呑童子の最期の呪いを受けた山姥切国広が光とともに消えゆくその瞬間だった――。
西暦2012年 東京。
いつもの帰り道。高校生・琴音の耳に聞き慣れない音が届く。引き寄せられるように向かった先で目にしたのは、禍々しい影と戦う一振りの太刀だった。戸惑う琴音だが、不思議な声に導かれるままその名を口にする。
「――三日月宗近」
内閣官房国家安全保障局。
日本各都市では市民が突如意識を失う事件が多発。さらに時間遡行軍が各地に出現していた。時の政府から遣わされた刀剣男士・山姥切長義は並ぶ官僚たちに“特命任務”の開始を告げる。
「特命任務は、この時代に出現した時間遡行軍の殲滅。並びにこの事態への関与が疑われる山姥切国広の確保、状況次第では破壊もあり得る。先行している三日月宗近も捕捉対象とする。要請に応じ、各本丸より戦力が投入される。協力して任務の遂行にあたる。以上」
消えた山姥切国広、それを追う三日月宗近の運命は?
時間遡行軍の真の目的とは!?
日本映画史に新たな ❝黎明❞ を告げる戦いがはじまる。
公式HP
出演キャスト
舞台あいさつへの出演は10振りの刀剣男士たちと耶雲哉治 監督でした。
- 三日月宗近:鈴木拡樹
- 山姥切国広:荒牧慶彦
- へし切長谷部:和田雅成
- 山姥切長義:梅津瑞樹
- 髭切:佐藤たかみち
- 膝丸:山本涼介
- 骨喰藤四郎:定本楓馬
- 一期一振:本田礼生
- 堀川国広:小西詠斗
- 小烏丸:玉城裕規
- 監督:耶雲哉治
映画 刀剣乱舞 黎明の初日舞台あいさつ(午後の部)
午前の部はこちら↓
舞台挨拶があまりに面白くて書き起こしてたら1日が終わった件。
これだけ書いてもたぶんこれの3倍は喋ってました。
だいたいコントでしたね。
司会の人も含めて面白かったです。
そういえば「笑うときはマスクで」と笑う前提の注意をしてたなと思い出しました。
笑いをとらないといけないと思ってるのが複数人いるのですが、ツッコミが和田さん(長谷部)1人。
というか天然含めたあらゆるボケを1人で拾いまくって自らボケツッコミを成立させにいってる。
いや確かに誰にも拾われず気付かれずにただただ流れていくボケほど悲しいものはないですからツッコミの存在はありがたすぎますが。
ボケツッコミの比率が鬼畜なんですが、和田さんそれすら美味しいとか思ってそう。
人によってはひょっとしたら和田さんのツッコミが強くて怖いと思われるかもしれませんが、たぶん和田さん嬉々としてやってて勢い余ってるだけです。キレツッコみの三歩手前くらい。
さすが刀ステで新喜劇を作り上げた人だと思いましたね。
監督の末満さんが別件でしばらく稽古現場に行けなかった間、和田さんに任せていたんですが末満さんが戻ってきたときには前半がすでに新喜劇に仕上がってたそうです。なんでさ。
末満さんも前半と後半のギャップで審神者を殺せると思ったのか、そのまんまGO。
そうして慈伝はでき上ったそうです。
以下の舞台あいさつ内容は走り書きを書き起こしたもので、あまり正確ではない上にだいぶ端折ってるので雰囲気で読んでください。
役名で表記してます。
最初の舞台挨拶からおかしい
三日月:
本日はご鑑賞いただきありがとうございます。
アットホームな感じでいきましょう。
好きな食べ物はスイカです。
国広:
たくさん愛してくださると嬉しいです。
好きな寿司のネタはネギトロです。
長谷部:
ブレたな!?どう進めたら良いか分からなくなった。
我(おかげで普通のあいさつの方が記憶から吹っ飛んだんですが)
長義:
好きな人間のタイプは距離感が丁度いい人です(超くっつく距離感バグ国広)
長谷部:
近いな!?
髭切:
好きなお菓子はラムネです。
膝丸:
好きな国はイタリアです。
骨喰:
一昨日見た夢は今日の舞台挨拶にめちゃくちゃ遅刻する夢みました。
堀川:
好きな言葉は見栄を切ったら死ぬ。
長谷部:
なんで?
一期:
嫌いなものは大喜利です。
我(本田さん、別の舞台でコメディ役やってるし苦手じゃないんだろうけど、いきなりカメラ向けられたりするのは恥ずかしいって言ってたな。ネタは作り込みたいタイプで瞬発力のある和田さんとはタイプが逆かな)
小烏丸:
好きな攻撃はエルボーです。
(この流れ)三日月のせいでしかない。
司会:
監督、まとめてください。
我(この流れも司会も無茶ぶりがすぎる)
監督:
年度末最終日という忙しい日に来ていただいてありがとうございます。
この(舞台上の)10人は撮影のときも全員揃ったことはないレアなのでよく見ていてください。
長谷部:
ボケんかい!!
(この流れ)この人(三日月)のせいですけどね!?
我(和田さんのツッコミのキレが良すぎて本人が何て言ったか覚えてない…)
司会:1年前の撮影でのエピソードを自由に10分間トークしてください。
三日月:
丸投げでしかない。
三日月・国広・長谷部・監督:
撮影は桜の咲く頃だったんですけど実は舞台は春じゃなくて、顕現するときに舞う桜の花弁以外は映らないようにしてた。
初日のスタッフさんの一番最初の仕事が桜の花弁を片付けることだった。
でも暖かいのは良かったよ。
前は寒い山の中でみんなで焚き火を囲んでた。
今回は短刀がいないしね。
足出してる子がいない。
骨喰:
山の殺陣でポーズを決めようとしてぬかるみにハマって決まらなかったの恥ずかしかった。
堀川:
殺陣するたびにピアスがどっかいってた。
完成したの(映像)にちゃんと映ってるかな…って。
長谷部:
言うな言うな。もう完成してんだぞ。
みんな映ってるか探すだろ。
膝丸:
片目が隠れてるから距離感が分からなくてこうやって(刀を振る動作)確認してた。
長谷部:
刀を振るな。
膝丸:
いや殺陣の時に当たるから。
髭切:
マントの捌き方が難しかった。
荒牧さん(国広)すごいですね。
国広:
もっと言って
髭切:
あ、これ言いたかった。
ボクずっと舞台を追ってて、今回一緒になって荒牧さんとか和田さんに初めて会った時に「本物だ〜」って見てたら
和田さんに「なに見てんだ」って。
和田さん(長谷部):
いやいやいや俺が怖い人みたいじゃん。
緊張をほぐしてあげたとかなんかそんな感じで!
髭切:
はい
国広:
玉城さん(小烏丸)は?
司会:
残り時間あと1分です。
小烏丸:
あと1分でまとめろと?
我(すでにカオス)
国広:
11人いるとクロストーク難しいですね。
司会:次のお題は見所をネタバレなしで15分間どうぞ。
後になるほど話すネタがなくなります。
はい、元気よく手を上げた和田さんから(上げてない)
長谷部:
上げた!?この手の動きで!?
え〜…へし切長谷部がギャルと一緒のときに「へっしーLet’s Go Tokyo❤」って曲があるんですけど、そのときに色々込み上げるものはあると思うんですが結構大事なこと言ってるのでそれにも注目してください
我(込み上げるって笑いが?)
国広:
絵面が面白いよね。
ギャルと長谷部が深夜バス。
長谷部:
タイトルにハートマークまであるよ。なんでや。
4列シートにちっさくなってるからね。
長義:
自分は政府のとこだから大変座り心地の良い椅子でした。
でも画角の関係であまり室内を歩き回れなくて机に座ったりしてた。
あと皆と回らない寿司に行こうって話してワサビが〜
長谷部:
ボケが分かりづらい!
我(行儀悪く机に座る長義をください)
三日月:
スカイツリーがキーポイントになってるので後半に注目してください。
あと下町に寿司屋が~
長谷部:
もういいから!
国広:
好きな寿司ネタはネギトロです。
小烏丸:
俺は芽ねぎ。
長谷部:
もう一斉に好きなネタ全員で言うか!?
髭切:
膝丸とは兄弟だから息の合った殺陣のコンビネーションがあったんでござる
長谷部:
ござる!?お前だけ別のとこに遡行してないか?
膝丸:
俺たちにだけ別にアクション稽古があって、それが5月(クランクインは翌年4月)
本番で何も覚えてなかった。
髭切:
思い出すところから始まったよね。
我(本人でしかない)
一期:
音の臨場感がすごい。
国広:
剣戟の火花とかね
監督:
基本的に刀の音は全部リピートはさせずに撮り下ろしてます。
音響担当してくれた人が音響効果の大御所で刀マニアで…。
「ここの音はこうだろ」って言って譲ってくれない(監督なのに)
VFXは1000カット以上あります。
日本映画だと類を見ない数だと思う。
ただ演者はグリーンバックの中にずっと居る。
グリーンバックの刑。
長谷部:
監督がボケてるから笑え。
監督:
止めて逆に辛い。
堀川:
さっきも言われてるけど火花が凄い。
僕、出てたんで先に見せてもらって感動した。
長谷部:
いや出てないとこの場に立ってないから。
司会:
監督に4DXについて話してほしいそうです(カンペ?)
監督:
4DXはとにかくバスが凄い。
バスファン大絶賛、高速道路の揺れを体感できる。
我(つまりバスに乗ってる感を味わえる?)
長谷部:
みんな、一緒に乗ろうな
我(お前も14時間夜行バスに乗ろうと副音声が聞こえる)
小烏丸:
みんなそれぞれに胸キュンポイントがあって。
堀川:
どこどこー?
小烏丸:
可愛いな。堀川は後半。
見つけてほしいなって思います。
我(見つけました。カッコ可愛かった)
司会:バス以外で皆さんのおすすめポイントをお願いします。
長谷部:
バスに飽きるな。まだ観てないんだから。
堀川:
本丸がすごい豪華で池とかあって。
骨喰くんと一緒に池の鯉を「すごいわ〜」って眺めてました。
長谷部:
子どもと子どもじゃねえか。
三日月:
まっきーは何かない?
国広(まっきー):
自分が話すとだいたいネタバレになりそうで、えらい人からあまり言っちゃダメって言われてるから。
CMで出てる消えていくシーン。
あれ最初は辛そうな感じで解釈してたけど監督の言うイメージが理解できなかった。
「花びらが1枚ずつ崩れ落ちて消えていくイメージ」ってどんなのか分かんない。
花びらになったことある?
長谷部:
俺2回ある(そして演じてみたがどうみても顔芸ネタ)
長義:
俺もある。
弘樹さん(三日月)も出来るでしょ
司会:
では2人で花びらになりましょう。
(三日月はフッと儚いイメージかもしれない、長義は顔をくっしゃくしゃにしてる)
長谷部:
おじいちゃんか?
最後のあいさつ
監督:
今日はこんなわちゃわちゃしたところをみせてすみません。
全員素晴らしく輝いた演者たちです。
この映画を思う存分楽しんでください。
小烏丸:
新たな一歩を楽しんでいただけたらと思います。
一期:
素敵な方々とスタッフの方々と一緒に作れて嬉しかったです。
楽しんでいただきたい。
堀川:
本日はありがとうございました。
改めて幸せだなと思いました。
何度も楽しんでいただける作品だと思います。
骨喰:
前回も参加させていただいて、自分にとってもかなり成長できた作品でした。
恩返しができたならと思います。
膝丸:
みんな格好いいです。和田さんすら格好いいので楽しんでください。
長谷部(和田さん):
俺ですら!?
髭切:
ずっと観てきた人たちと一緒に戦えて嬉しかったです。
初めて観たとき長義に惚れました。
みんな分かってくれると思う。
長義:
え〜ありがとう。
前回から色々とアップデートされた作品になってます。
ゲームでも大型アップデートが来ますね。
これから先もどんどん楽しんでいってほしいです。
長谷部:
言いたいことはみんな格好良いです。
SNSではバスに乗ったり改札に挟まれた長谷部を載せてましたが、長谷部も長義と同じくらい格好良いです。
国広:
新たな本丸の物語を出すことができました。
何度も通って、解釈して、楽しんで観てください。
三日月:
みなさん
映画刀剣乱舞 黎明
お楽しみください
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