ミュージカル『刀剣乱舞』の新作『坂龍飛騰』がいよいよ開幕!
「坂本龍馬を中心に、土佐組がどう描かれるのか?」「初日の感想を知りたいけど、ネタバレは避けたい」――そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年3月23日に行われた初日公演の観劇をもとに、できるだけネタバレを避けつつ、ミュージカルパート・ライブパート・MCの見どころや印象を感想としてまとめました。
想定外の演出や、感情を揺さぶる演技、そして驚きのセットリストなど、作品の“魅力”をじっくり掘り下げています。
劇場で見逃した方やリピート視聴したい方は、DMM TV配信で何度でも楽しめますよ!
配信で観ようと考えている方に向けて、DMM TVでの視聴情報や公演スケジュール、キャスト情報もあわせて掲載しています。
観劇済みの方にも、これから観ようと思っている方にも楽しんでいただける記事です。
よければ最後までお付き合いください。
ミュージカル『刀剣乱舞』~坂龍飛騰~の公演情報

ここでは、『坂龍飛騰』の公演スケジュールや出演キャストについて、簡単にご紹介します。
今回の舞台は、陸奥守吉行を中心とした物語。
そこに登場するのは、坂本龍馬をはじめとした幕末の重要人物たち。
キャストも見事で、歴史的背景まで丁寧に拾い上げた“歴キャス”として固められています。
久坂玄瑞と語らったことから思想にも影響を受けて脱藩のきっかけとなります。
肥前忠広は龍馬の兄が愛した刀であり、肥前忠広を持って坂本龍馬は脱藩します。
勝海舟(勝麟太郎)と接点をもった龍馬。
そこから、勝海舟の護衛を依頼した岡田以蔵へと肥前忠弘は受け継がれ。
兄から託された陸奥守吉行を西郷隆盛が坂本龍馬に渡し、最期を見届ける――
そんな“刀”と“人”の縁が、舞台の根底にしっかり息づいているのが今回の見どころです。
公演スケジュールや会場、出演キャストの詳細をまとめています。
観劇の参考や、配信を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
公演日程
- 東京公演:2025年3月23日(日)~3月30日(日) TOKYO DOME CITY HALL
- 大阪公演:2025年4月5日(土)~4月26日(土) 箕面市立文化芸能劇場 大ホール
- 東京凱旋公演:2025年5月2日(金)~5月11日(日) TOKYO DOME CITY HALL
キャスト
陸奥守吉行役 | 田村 心 |
---|---|
肥前忠広役 | 石川凌雅 |
南海太郎朝尊役 | 塩田一期 |
笹貫役 | 福澤 侑 |
後家兼光役 | 佐奈宏紀 |
大慶直胤役 | 大友至恩 |
坂本龍馬役 | 上山竜治 |
---|---|
西郷隆盛役 | 松本 亮 |
久坂玄瑞役 | 鈴木利典 |
岡田以蔵役 | 兼松若人 |
勝 麟太郎役 | 日野陽仁 |
ここから先は舞台本編に関する感想になります。
できる限りネタバレには配慮しますが、物語の内容に少し触れざるを得ない場面もあるかと思います。
もし「先に配信で作品を観てから感想を読みたい」という方は、DMM TVでの視聴をおすすめします。
▼ミュージカル『刀剣乱舞』~坂龍飛騰~の配信はこちら
第一部 感想:刀剣男士が歩む“歴史”と“葛藤”の物語

『坂龍飛騰』の幕開け直後に感じた衝撃――それは歴史の厳しさと刀剣男士の背負う運命を痛感させる場面でした。
この序盤の展開が、終盤に向けて深い意味を持ってくることになります。
彼は何度も“歴史通り”に事をなしてきた。
それは、感情を捨てたかのように見えるほど、淡々と、無機質に。
けれど、物語の終盤で彼が見せた表情は、その静けさの裏にあった隠された想いを強く感じさせました。
その心の変化に気づかせてくれたのが、ある人物――“彼”でした。
その存在が何を想ってそこにいたのかはわかりません。けれど、観ているこちらとしては、ただ「ありがとう」と「ごめん」を伝えたくなるような、そんな気持ちにさせられました。
ここではネタバレを避けつつ、印象的だった場面やキャラクターの心の動きを中心に、個人的な視点から綴っていきます。
坂龍飛騰が描いた“予想の範囲内”と“予想外”の狭間
『坂龍飛騰』を観終えてまず感じたのは、「ああ、やっぱりこういう流れになるか」という、どこか納得のいく展開でした。
これまでの刀ミュ作品を追ってきた人なら、物語の構造やテーマがある程度予想できたんじゃないかと思います。
歴史に沿って運命が進んでいく、その重みや儚さは、ある意味でシリーズの“型”ともいえるものです。
ただ、その“型”の中にあって、ひときわ異質で、そして予想外だったのが「物部」という存在でした。
まさかこんな形で物語が揺さぶられるとは、正直思っていませんでした。
もちろん、すべてが腑に落ちたわけではありません。
物部がなぜそこにいて、なぜその役割を担ったのか――観ている最中もずっと頭の中で疑問符が浮かび続けていました。
でも、その違和感が悪いというわけではなくて、むしろ単調になったかもしれない舞台に対する“考える余白”を与えてくれたとも言えるかもしれません。
結末まで見届けたあと、「物部の存在は陸奥守吉行にとって救いだったのかもしれない」と、ふとそんなふうに思えました。
どんなに想定通りの展開だったとしても、心の奥に触れる出来事が一つあるだけで、その物語は特別なものになる。
今回はまさに、そんな作品だったように感じました。
刀剣男士たちの心の揺らぎと、受け継がれる想い
今回の『坂龍飛騰』では、刀剣男士たち一人ひとりの内面の揺れがとても丁寧に描かれていました。
なかでも印象的だったのが、陸奥守吉行と肥前忠広の感情の描写です。
陸奥守は、これまでにも坂本龍馬と深く関わる物語を多く背負ってきたと明らかにされました。
だからこそ、今回もまた“歴史を守る”という役割に徹しながらも、その過程で何度も坂本龍馬の死を見届けてきた彼の心には、深く静かに積もるものがあったのだと思います。
観ているこちらとしても、陸奥守の心情を理解はしても「なんで」と、問いかけたくなる悲しさと胸が締めつけられるような切なさがありました。
そして肥前忠広――彼の抱える苦しみは、観る者の心にじわりと染み入ってきます。
坂本龍馬の死をただ見届けるのではなく、彼の代わりに生きる「物部」を受け入れられない葛藤。
その裏には、龍馬への尊敬、憧れ、そして誰よりも深い愛が感じられました。
「死んだ坂本龍馬をなかったことにはできない」
「誰かが“坂本龍馬”として上書きされることが受け入れられない」
任務として割り切ることができない、その人間らしさが、刀剣男士という存在に深みを与えてくれるんですよね。
さらに笹貫や大慶直胤といった面々も、それぞれに「国」や「歴史」との向き合い方を持ち、言葉を選びながら、でも確かな信念を持って物語に関わっていきます。
「物部」という存在がもたらす葛藤と問い
『坂龍飛騰』の中で最も異質なのが、この「物部」という存在でした。
彼が誰で、なぜそこにいて、どうして“坂本龍馬”として扱われることになったのか――物語の核心に関わる大きな問いを突きつけられた気がします。
彼が何者で、どんな役割を担っているのか――その存在には切なく、やるせない余韻が残ります。
それでも、彼の存在が陸奥守の心を動かし、刀剣男士たちにとって、そして観ている我々にとっても“意味のある”ものだったということは確かだと思います。
第二部 感想:予想を裏切るセットリストと熱狂のライブパート

第二部のライブパートは、とにかくアツかったです。
セットリストは新曲が散りばめられ、ステージの熱も、客席のボルテージも一気に最高潮。
だけど今回のライブがすごかったのは、ただ盛り上がったってだけじゃありません。
“え、そうくる!?”って思わされる、想定外の演出がいくつも詰まってたところです。
個人的に一番驚かされたのは、肥前忠広の立ち位置。
ギターを手にする姿は見慣れてるはずなのに、まさか陸奥守吉行の後ろに控えて、バックコーラスと演奏に徹する形になるなんて…。
デュエットや土佐組の楽曲を期待してた人も多かったんじゃないでしょうか?
でもその構図が“本差しと脇差し”を感じさせて、しみじみエモかったんです。
さらに、衣装演出も強烈で。
まさかあのキャラがそんな装いで出てくるなんて…って、客席がどよめくレベル。
ギャップに撃ち抜かれて、思わず変な声出ました(致命傷)。
そんな驚きと興奮がぎゅっと詰まった第二部のライブ、ここでは特に印象に残ったポイントを中心に、あの熱をもう一度振り返っていきます。
セットリスト
ほとんどが新曲で構成されていて、初見で耳にする楽曲ばかり。
そこを縁のある刀同士を組ませてきて、セットリスト自体がまるで刀剣男士たちの物語の続きのようでした。
新曲 | 全振り |
MC | 投扇興 |
新曲 | 陸奥守ソロ+ギター&肥前バックコーラス |
新曲 | 大慶直胤&南海太郎長尊デュエット |
新曲 | 肥前ソロ |
新曲 | 後家兼光&笹貫デュエット |
新曲 | 全振り |
太鼓曲 | 歴史上の人物 |
新曲 | 全振り:第三形態 |
新曲 | 歴史上の人物曲 |
刀剣乱舞 | 坂龍飛騰ver |
ライブパートは“想定外”の連続!魅力全開の舞台裏
ミュージカルパートの余韻が残る中、第二部のライブパートが始まると、一気に空気がガラリと変わります。
個人的にもっとも“やられた”のは肥前忠広のギターソロから始まる陸奥守吉行のソロ。
まさかギターを抱えた肥前が、ステージ中央で演奏する日が来るとは…。
陸奥守とのデュエットかと思いきや、肥前は主役を支えるギターとバックコーラスに徹する立ち位置で。
“本差しと脇差し”という関係性をそのまま体現しているようで、たまらなく胸が熱くなります。
そして意外性という点では、大慶直胤と南海太郎朝尊のデュエットも見逃せません。
刀工つながりという縁を軸にしたこの組み合わせに、まさかのラップ。
最初は可愛い系かと思いきや、キレッキレのパフォーマンスでカッコよさまで詰まっていて、完全に不意打ちでした。
というか南海太郎朝尊の衣装が罠すぎる。今までの衣装でも1,2を争うくらい喰らったんですが。
肥前のソロ曲は、これまでにない“静かな切なさ”が全面に出ていて、過去の怒りや激情とはまた違った表情を見せてくれたのが印象的。
静かに歌う姿にじわじわと胸を締め付けられるような感覚がありました。
最後に、後家兼光と笹貫のデュエットは“激しさ”と“色気”が絶妙に同居したステージ。
がっつり踊って歌い上げながらも、どこか妖しく、目が離せなくなるような空気感に引き込まれました。
全体を通して、楽曲そのものの魅力はもちろん、キャラクター性を最大限に活かした演出が光るセトリ構成で、「何が飛び出すかわからない楽しさ」がしっかり詰まったライブでした。
今回のライブパートは“ギャップ萌え”の宝庫だったなと感じます。
特に、配信なら何度でも好きなキャラクターの魅力的な姿をリピートして堪能できます。
生観劇とは一味違う楽しみをぜひ画面越しでも見てほしい!
“重たい物語のあとのカタルシス”として、これ以上ないほどエネルギーに満ちた時間を提供してくれた第二部。
刀ミュならではの構成に、改めて感謝したくなる、そんなライブパートでした。
そして、ライブパートのもうひとつの楽しみといえば、恒例のMCパート。
今回はなんと“投扇興”。
これまでも早口言葉や即興劇など、いろんな企画で楽しませてくれたけど、まさか“投扇興”を観る日がくるとは思ってませんでした。
トップバッターだった陸奥守が、いきなり扇を落として勝者に。
あのウキウキで肥前の隣に座る姿、正直めちゃくちゃ可愛かったです。
一方で、笹貫が「こういうの最後は嫌だ」と率先して投げにいき、それに続くように大慶が並ぶ。
結果的に最後になる肥前の、なんとも言えない表情も最高でした。
しかも肥前、自分で掛け声言って投げようとしてたし。
紙ヒコーキみたいな投げ方でかなりの鋭角に落ちて、陸奥守が膝から崩れ落ちて笑ってたのも含めて、全員可愛いの暴力。
ライブの熱量と、こんな和やかでちょっと笑える時間のバランスが、やっぱり刀ミュの醍醐味だなって思いました。
刀ミュ『坂龍飛騰』配信情報まとめ:DMM TVでの視聴方法やお得なポイントを詳しく解説

劇場での感動を、いつでもどこでも体感できるのが配信の魅力。
ここでは、ミュージカル『刀剣乱舞』~坂龍飛騰~の配信スケジュールと視聴方法をご紹介します。
配信日程と対象公演(DMM TV)
初日から千秋楽までの節目となる3公演がDMM TVでライブ配信されます。
ベテランの陸奥守と中堅の肥前忠弘、そして新人の4振りを抱えながらも初日から舞台としての完成度は高く、かなり安定しています。
千秋楽に向けてどんどんとブラッシュアップされていくだろう見逃せない内容です。
- 【東京公演初日】2025年3月23日(日)18:00公演
- 2025年5月11日(日)12:30公演
- 【大千秋楽】2025年5月11日(日)18:00公演
※ライブ配信はいずれも、公演開始1時間前から配信開始予定です。
各公演の詳細や視聴チケットの購入は、下記のDMM TV配信ページからご確認いただけます。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
▼ミュージカル『刀剣乱舞』~坂龍飛騰~の配信はこちら
見逃し配信期間
リアルタイムで観られない方も安心。
各公演とも、数日間の見逃し配信が用意されています。(できればもう少し期間は欲しいですが…!)
あの場面をもう一度観たい、感情を整理して再び味わいたい――そんな願いも叶えてくれます。
- 【東京公演初日】
2025年3月24日(月)18:00 ~ 3月27日(木)23:59まで - 2025年5月11日(日)12:30公演 /【大千秋楽】同日18:00公演
2025年5月12日(月)18:00 ~ 5月15日(木)23:59まで
チケット販売期間と価格
それぞれの公演チケットはDMM TVで販売中。
価格は1公演あたり3,800円(税込)と、劇場チケットに比べれば格段にリーズナブルな価格で、『坂龍飛騰』の感動を自宅でも手軽に味わえます。
さらに何度でも好きな場面を再生可能。お得に、そして自由に楽しみたい方におすすめです。
■販売期間
- 【東京公演初日】
販売期間:2025年3月10日(月)13:00 ~ 3月27日(木)18:00まで - 5月11日公演(昼・夜)
販売期間:2025年3月10日(月)13:00 ~ 5月15日(木)18:00まで
■販売価格
各公演:3,800円(税込)
配信で楽しめるポイント
配信では、劇場では気づけないような刀剣男士たちの繊細な表情や細かな仕草までアップで楽しめます。
特に印象的だったあのシーンを何度でも繰り返し味わえるのは、配信ならではの魅力です。
特に今回の『坂龍飛騰』では、第一部のドラマパートで交差する感情の機微や、第二部の迫力あるパフォーマンスが際立っていて、カメラ越しでも強く伝わってきます。
- 第一部の繊細な演技や表情が、アップでしっかり堪能できる
- 第二部ライブパートの臨場感が画面越しでも伝わってくる
- ギターソロやデュエットなど、気になった場面を繰り返し楽しめるのは配信ならでは
自分のペースで、何度でも味わえるのは配信の特権です。
刀ミュならではの熱量や演出の緻密さを、配信でもぜひ感じてください。
劇場に足を運べない方も、観劇後にもう一度味わいたい方にもおすすめです。
まとめ:疑問を抱きながらも心に残る余韻

『坂龍飛騰』は、シリーズを追ってきたファンにとって「ある程度予想がつく」展開だったかもしれません。
でも、その中に投げ込まれた「物部」という存在が、物語全体に大きな揺らぎと問いをもたらしてくれました。
納得できない部分、釈然としない感情、それでもどこか救われたような気持ち。
それら全部をひっくるめて、この作品は「一度観たら心に残る舞台」だったと思います。
完璧じゃない。けれど、だからこそリアルで、思いが交差して、観たあとに語りたくなる余白が残る。
そして何より、この物語が陸奥守吉行という刀剣男士の心を少しでも救ったのだとしたら、それだけで充分だと思えるんです。
舞台で生きた「坂本龍馬」、そして「物部」という名もなき男。
彼らの人生に触れ、刀剣男士たちの葛藤を見届けた観客として、心からありがとうと伝えたい。
そんな余韻が、いまも胸の奥にじんわりと残っています。
『坂龍飛騰』は、新たな刀剣男士たちと坂本龍馬の物語です。
劇場に行けない方も、DMM TVの配信なら『坂龍飛騰』の感動をリアルタイムで味わえます。
あの熱狂、あの感動をぜひ画面越しに体験してください。
きっと、配信だからこそ感じられる新たな魅力にも気づけるはずです。
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